男の子と英語
長い文が苦手な次男
いつも、上の子供の話題ばかりですが、下の子供はというと上の子供と違い、運動神経はありそうなのですが、お勉強の方はあまり得意ではないようです。なので英語の方も、上の子と違って、遅いようで…。ただ、話せないかというとそうではありません。むしろ、発音は上の子供よりいい気がします。長いセンテンスを覚えられないというのが欠点なのです。日本語に関してもそうなのですが、子供の言葉の発達として、はじめは“ママ”や“まんま”などの1語の単語で話し、次に“ママ抱っこ”といった感じの2語文で話すようになります。次の発達段階では“パパ会社にいった”というような3語文と徐々に単語数が増えていきます。この発達が下の子はのんびりで、なかなか単語数が増えていかないのです。
トークアロング・カードについて
英語は、日本語に比べたら少し多くは話せましたが、やはりこの子には長いかなと思う文章は、言えません。ディズニーの英語システムの教材でトークアロング・カード(TAC)というものがあるのですが、それを使って遊ぶとどれくらいの長さになると覚えられないかということが良くわかります。
トークアロング・カードの1枚のカードには複数の文章が音声で収録されていています。カードの表面には、単語とその意味を表す絵がかかれており、裏面には、基本のフレーズが印刷されています。このカードの表面を機械に通すと、あるときは動物の鳴き声、あるときは英文、とランダムに音が出て、裏面を通すと単語と基本のフレーズが聞けるという仕組みです。この基本のフレーズの復唱練習をすると、一度に覚えられる単語数がみえてきます。例えば、“Mickey is playing tennis.”という長さのものは言えても、“Mickey and Minnie are playing tennis.”になると、本人が拒絶するといった感じ。だから、無理に長いものは覚えさせないようにはしています。あくまでも楽しく遊んでいて欲しいからです。
お気に入りのキャラクターで英語に親しむ
幼稚園に通いだしたこともあり、最近、日本語が多くなったのはうれしいのですが、逆に“英語が減った”と感じます。英語で質問しても、日本語で返します。以前は、英語には英語と自然に返していたのですが・・・。
“これはまずい!”と思い、まずはディズニーの英語システムのZippy & me(ジッピー アンド ミー)のシリーズをなるべく見せるようにしました。
これは、ワールド・ファミリーのオリジナルのもので、3歳以上の子供が対象の参加型のDVDです。ネイティブの子供たちやジッピー等のワールド・ファミリーのキャラクター(ミッキー等のキャラクターではありません。)がこちらに話しかけてきて、一緒に遊んでいるみたいな疑似体験ができる内容のものです。
なので、自然と英語が出てきます。カエルのフロッギーというのが、おとぼけキャラで子供のお気に入り。フロッギーが出てくるとげらげら笑っています。
そのZippy & meに連動したトークアロング・カード(TAC)があるのですが、これを出してきたら、またこれでも喜んで遊んでくれます。小さい時はあまりリピートしなかった下の子供も、「リピートしてね。」と言わなくても、自然とリピートするようになっていました。また、質問にも答えたりします。やはり、面白いフロッギーのカードばかり選ぶのですが、喜んで遊んでくれればいいのです。楽しいと思うと、次も喜んで遊んでくれるからです。
小さいうちはたくさん聞いて、慣れ親しむのが一番!なぜなら、英語が定着するのは、まだまだ先だからです。普段、すべてのディズニーの英語システムの教材を使いこなせていないのですが、メイン以外の教材も思い出してはチョコチョコ出してやってみると、子供には新鮮でいいかもしれませんね。(笑)
英語の歌だと覚えられる!
また、上の子供みたいになかなか進まないのですが、歌が好きなので、なるべくディズニーの英語システムについてきたSing AlongのCDをかけるようにしました。
すると覚えるのも遅い子なのですが、CDをかけてあげることで少しずつ覚え、好きな曲は一緒に歌ったり、気が向いたときに一人で歌ったりもしています。たかが歌かもしれませんが、私は、この歌のCDは大変良い教材だと思っています。
なぜなら、比較級や仮定法などの内容が盛り込まれているからです。長い文章を覚えられない下の子供も、歌にのせて自然に覚えることができるのです。もちろん、完璧に歌えるわけではありませんが、その歌詞の長さは、普段覚えられる文章より長いのです。
ディズニーの英語システムのアドバイザーさんが「CDのかけ流しだけはしてくださいね!」といってくださる意味がよくわかりました。
覚えられる速さや量に個人差はありますが、小さい時期は、耳にしたことを吸収しやすい。好みじゃなさそうな歌も意外と覚えていたりするのです。だから、なるべく多くの英語を聞かせ、耳を慣らして置くことが大事なのだと思います。下の子供もどのように続けられるか、わかりませんがこの子のペースにあわせて、がんばって行きたいです。