こども英語体験記

英検3級~二次試験対策~過去問に取り組む

英検二次試験の面接対策 過去問の検討

英検3級の二次試験は面接。会話は得意とする分野ですが、試験となるとどうなるか不安です。

初めに英検3級全問題集についていた過去問を1つ2つやってみました。そうすると、英検二次試験対策としての課題が見えてきました。やはり過去問に当たってみることは、一人よがりにならないためには重要です。英検3級のテキストはこちらに紹介してあります。

英検3級二次試験対策1 質問に対して単語だけでなく文章で答える

英検3級二次試験対策の問題点の一つは、質問に対して単語だけで答えてしまうこと。普段から気になっていて、なるべく文章で答えるようにと促していたのですが、単語で答えてしまいます。

ただ、ネイティブ同士の会話でも、たいていは簡素に単語で答えることが多いと聞きましたので、あまり、しつこくは言っていませんでした。しかし、英検の試験となると違います。正確に答えないと満点はもらえません。というわけで、まずは正確に答えることを徹底する。単語だけで答えるのではなく、文で答えるように教えました。例えば、“What is this?”なら、“A balloon.”ではなく、“This is a balloon.”といった形です。また、“Yes.”より“Yes, I do.”といった方が満点と教えました。

英検3級二次試験対策2 主語を代名詞に置き換える

次に、質問に対する主語を代名詞に置き換えるということです。例えば、“What’s the man doing?”という質問が来た場合、“The man is~”ではなく、“He is~”に置き換えなければなりません。これも以前から少しあって気になっていたところです。ディズニー英語システムを取り組んでいるときも、そのつど訂正するようにはして来ました。ただ、「これもきちんと変えないと満点がもらえないからね。」と伝えると、二つとも意外に早くわかってくれて、すぐに正しく答えるようになりました。本人の中ではわかっていたようです。知ってはいるがいつもの調子で答えていたというところでしょうか?

英検3級二次試験対策3 本人についての質問に答える

英検3級二次試験3つ目の課題は、問題カードの質問ではなく、本人についての質問です。これは年少者には答えが難しい場合があるなあと思いました。

例えば、“好きな映画のジャンルは何ですか?”とか、“次の旅行の予定は?”と、聞かれると、単に好きな映画の題名を言ってしまったりするからです。

でも、この辺は仕方ないかなあと思い、一応、答え方を教えておきました。「質問は好きな映画の題名ではなく種類を聞いているから、ディズニーとかのアニメーションが好きなら、“I like comic movie.”と答えればいいよ。」と。さらに試験では、「それについてもっと話して。」と、聞かれるのですが、これもまた難しく、子供はたいてい理由が“It’s fun!!”ですから。まあ、とりあえずどんなところが“fun”なのか?聞いてはおきましたが、説明するのは難しいようです。

英検3級二次試験対策4 沈黙はさける

後、英検3級二次試験の面接でうまく聞き取れなかったときは、すぐに聞き返すこと!「黙っていることが一番だめだよ!」と、教えておきました。「黙っていると試験官に答えがわからないかと思われて、英検で×にされてしまうからね!」と。“減点”や“×”という言葉が嫌いな子供なので、守ってくれそうですが、答えに自信がないと答えないというところがあるので、それが不安です。

本人は英検の一次試験より簡単なので喜んで取り組んでくれています。